happy swedens dagbok

北欧スウェーデン・ダーラナ南部に住むhirokoの 自然とアンティークに囲まれたほっこりした毎日をつづります。
Komidsommar 2015 (3)
今までは1日だけしか体験したことのなかったダーラ・フローダの7月夏至祭を
今年はトータルで3日も体験してみたわけですが、土曜日のマーケットの後、
なんと単身で1泊したのは、翌日の日曜に教会へ行ってみたかったからです。

日曜日の教会のミサは11時から。
きっと民族衣装の人が沢山集うのでは?という予想から日曜まで残った訳ですが
果たして、時間前から民族衣装の人がどんどん教会へ入って行きます。嬉々。

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前日に花嫁のハーフミトンを見せてくれた彼女は、今日はまた違う衣装と
違う手袋を身につけての登場です。

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民族音楽隊の方々ももちろん民族衣装で。
ん?ということは後でヌシ様も登場する予感が、、
(この中央の女性、覚えておいてくださいね、後で出て来ますから!)

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ヘムスロイドの方々ももちろんビッシリと決めておられます。

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女性の民族衣装率、高し。がんばれ、男子。

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おそらく民族衣装の重鎮の方、以前のフローダ夏至祭の衣装紹介の時にも
彼女が説明をされていました。小柄で可愛い方なんです〜〜

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帽子の後ろがピラピラって上がっているのがショートカットにお似合い。

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先ほどの彼女(左)と、私が親しくさせて頂いているヘムスロイドの方(右)
気持ちよく写真に応じてくださいます。みんな、本当に優しいの。

さて、そろそろミサが始まります。
教会の内部はこんな感じ。

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まず女性の牧師さまからこのKomidsommarというものについての歴史的な
ことの説明等がありました。かなりの数の女性が村を離れていた放牧の時期が
終る初夏に、女性たちが山を下りて来て家族が皆そろって初めて夏至祭を祝う、
という習わしが出来たこと。家族が全員揃っての最初の日曜日は「最初の
日曜日(英訳するならファースト・サンデー)」と呼ばれていて、一番の
ハレの日であったということ。年に1、2回しか着ない一番の晴れ着を着る
ほどの大事なお祝いの日だったのだそうです。

ここで先ほどの民族衣装のスペシャリストの方が壇上に上がり、ダーラ・フローダの民族衣装と一番のハレの衣装の説明が。
「その、一番の晴れ着というのが、赤いスカートなのです。はい、今日
赤いスカート履いてる人たち、前に出て来てくださーい」
まさかミサでそういうガイドめいた説明があると思わなかったので
内心飛び上がるほど喜ぶワタクシ。

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もちろん村の全員がハレの日・普段着・喪服などあらゆるバージョンの衣装
を持っている訳ではないので昔は家が裕福な人しか着ていなかったのだそう。
そして尚且つ、一番ハレの日の衿スカーフは花柄ではなくチェックなのです。
赤の鮮やかなスカートに、バラの咲き乱れるエプロンが華やかですね。
中央の2人が被っている黒い庇のような帽子は既婚のしるしです。

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民族衣装のお話、牧師様のお話、と変わって行く合間合間に音楽が入ります。
あっ、やはり主サマ重鎮アンナ・カーリンさんがおられます。
前日とは違うスカート、エプロン、ショーティルセックです!

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そしてやはり溜め息モノなのは、このモリモリ刺繍のジャケットと帽子。
豪華絢爛です。

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ミサが終って、みんながどんどん教会を出て行きます。ああ、写真を
撮りたい、、、と思っていたら、ちょうど関係者の方が「みんな集合して。
写真を撮りましょう」と民族衣装の方を集めていたので、当然大喜びで
便乗して撮影さえてもらいました。なんという幸運。
(右端が切れていますが、写真クリックで写真全体が見られます)
やはりこうしてずらりと揃うと壮観ですね。中央寄りの花柄エプロンの方々が
一番の晴れ着の方たち。その他の衣装は「普段着」というから2度ビックリです。
あんな衣装が普段着だった頃にタイムスリップしてみたい、、、

教会から出てもヘムスロイドの方たちとお話が盛り上がって、エンエンと
立ち話をさせて頂きました。切れ切れに伺う小さなエピソードのあれこれが
どれも興味深くて、本当に去りがたい思いでダーラ・フローダを後にしました。

さて気軽な一人旅(1泊だけど)だったので、今まで行きたかったのに
行ったことが無かったところへ車を飛ばして行ってみました。

レクサンドを少し越えて行ったシリヤンスネースというエリアにある、
見晴らしが良いので有名なカフェ、ブッフィルス・アンナ。
すぐ近くまで行ったことがあったのに、今まで来なかったのが不思議なくらい
なのですが、意外に急な坂をぐんぐん登って行きます。

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あちこちに夏至祭のポールが建っているのが見えます。

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どんどん高台に登って行きます。ここにもメイポール。すでに見事な景色。

登りきったところにあるのは古臭いカフェかな?なんて思っていたのに、
とんでもない誤解でした。見晴らしも素晴らしいうえに内装もダーラナの
伝統風の雰囲気がたっぷり、おまけに魅力的なケーキが一杯の場所でした。

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観光客が選ぶダーラナのベストビューのトップ10に選ばれるというのも
当然というくらいのナイスビューでした。
咲き誇っていた夏の花たちも気がつけばまばらになってきました。
スウェーデンの短い夏が終わろうとしています。

今日はオマケあり↓







ダーラ・フローダで今回もう一つしたかったこと。
コレクションしているフローダ人形たちをひとまとめにして
フローダの教会の橋を背景に写真を撮ること。

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右端の赤い袖の男女2体の人形はもう50年ほど前に作られたオールドのもの。
一番小さいサイズの2体も40年ほど前のもの。
その他の左寄りの4体は現行品の人形です。後列中央の黒い服の女性モデルは
喪服バージョンなのですが、ちゃんと美しいフローダバンドが描かれています。
なんと、このお人形はすべて1人のペインターさんが彩色されているそうで、
それもヘムスロイドにお勤めの、それも民族音楽隊の写真で映っておられる
赤いスカートの方だと聞いて2度も3度も驚きました。
今度は是非彼女にもお話を聞いてみたいです。
私のフローダ通いはしばらく続きそう(いや、続けたい)です、、、、




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Comment
≪この記事へのコメント≫
日曜日の朝、はやる気持ちを抑えて家事を済ませ、ブログを拝読させていただきました。

ワタクシ涙がチョチョ切れてきましたわ。ヒロコさんのレポで間接的に味わっただけでもこんなに感動するなら、実際目にしたら号泣するかも知れません。

それにしてもコレクションのお人形もかわいいですね。ご用心あそばせ。
2015/07/26(日) 10:56:24 | URL | あずまさん #0n5zysAU[ 編集]
>あずまさん

いつの日かダーラ・フローダへ行かれることがあっても、この時期でないと
見られるとは限らないものですから、心をこめてレポートしました。
(私もこんなに3日間も通えることはもう無いかもしれませんし。)
電車も通らないこんな小さな村にこんなに素敵なものが隠されているということ、
皆さんにお見せしたくて(自慢したくて)、感動を分かち合いたくて。
「キャー」と「感動」と「萌え〜」のミックスをMAXで感じて頂けて嬉しいです♪

お人形のところで「あずまさん、これはダメですからね」の一言を
もう少しで書こうとしておりました笑 ふー、危ない危ない。^^;
2015/07/26(日) 14:16:44 | URL | hiroko #FyLzLfZA[ 編集]
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