娘の保育園の新学期が始まってちょうど一週間になりました。
8月の末に新学期になるスウェーデン。
まだ日本だとセミが鳴いて、ひまわり咲いて、アイス食べて、なのにー
と思いつつ通いなれた園までの道を久しぶりに運転していると、
あれ?
日当たりのいいところに立つ白樺の葉の先のほう、まるでスプレーで
さっ、と軽く吹いたように黄色くなっています。
見間違いかな?と思ったけど。
そうか。もう・・・黄葉が始まったんだ・・・
明け方の気温も、急に一ケタ台になって、夏の大好きなスウェーデン人でも
「しょうがない、学校行くかあー」ってあきらめられそう。

朝の庭は露でいっぱい。

こんな端のほうだけくるっと縁取るように露がついてる葉っぱ、初めて見ました^^
今日は、夏の間のあれやこれやの写真をまとめてアップしますね^^
ヨーテボリ郊外のfolkhögskolaでテキスタイルを学ぶことになったSちゃんが
学校へ向かう前にダーラナに遊びに来てくれました。
そのときに「せっかくだから、ダーラナのテキスタイルを・・!」と思って
一緒に行ったのが、
Bergåという毛紡績工場のあった隣町で、工場の最盛期に流行していて
今またリバイバルブームというRyaというマットの展示会。

Rya織りというのは、パイル状に織った毛先をこうやってカットして
残してフサフサにした織物。マットにされたり、壁にかけたり。
裏はこんな風になってます。織る、というより、ベースの生地にループを
残しながら糸を刺していく、という感じ。
スウェーデンではこれが60-70年代に爆発的に流行って、このBergå
という紡績所は、Hemslöjd協会ご指名の紡績所だったんです。
でも手工芸の減退とともに閉鎖して、今は社名だけが残って別の所で糸を作っています。

おおおー、確かにその年代っぽい!
レトロだあー

会場の出口近くに、この織りの体験コーナーがありました。
もちろん、挑戦♪ 実は、Rya、初めてなのです^^

「ループを残しつつ縫うだけでしょーー」なーんて軽く思ってたのに、
「え?どの目に針を入れるの?」「どっちに糸を抜くの?」
説明を読んでも(図解まであったのに)、しばらくアワワ状態。
いや、なめてたら駄目ですねぇー
なにごとも実践、です!
お次はダーラナのハイライト、Carl Larsson Gården(カール・ラーション邸)。
今年は、カールの奥さんカーリン(彼女もアーティスト)の生誕150周年だというので
特別展なども行われていて、ちょっと期待してたのですが。
(でも、この企画展を仕切ってるテキスタイルアーティスト、私の趣味と違う
タイプの人なので、期待してるという半面ちょっと期待してなかったんですよねー^^)

こういうクラフトっぽい「今だけ限定」のアートがあちこちにあってかわいい♪
本体のカール・ラーション邸を見たあと、別の場所にある特別展のほうへ
行くと・・

で、でっかいカーリンが立ってる!
というより、これはカールの描いたオリジナルの絵を知らないと、わからないのですが、カーリンが水辺で頬に手を少し当てて思いにふけっている絵のシーンのパロディなのです。
ちょっとウケました^^

これまたパロディ。
昔あった「冬にスカートの中を暖めるための道具(いわゆる懐炉)」というのを家のほうではカーリンのユーモアあふれるアイディアでこの道具をランプシェードに使われているのですが、ここではビッグカーリンのスカートの下にいれて本来の使い方にしてカーリンを暖めてあげています。
でも、ここのはストーブ大なんですけど!
このスカートの内部にも、キッチンクロスやレースのドイリーなんかを
コラージュして、見せてありました。
これらは展示会場外で、誰でも見られます。(あ、9月30日までですけど)
展示会そのものは、ある建物の中だったのですが、入り口に立てられた
ボディに着せられた洋服が、「これってコムデギャルソン?」っていうくらい
アバンギャルドで、モードっぽいというか、とがった感じのものだったので、
カーリンの手工芸を踏襲した伝統工芸の新しいアレンジなんかを期待していた
私は「ほらね、期待はずれたでしょ」って、くるっと引き返したので
見ておりませんーーーーー
ある日、夏の思い出のひとつが家に届きました。
それは・・・
8月の末に新学期になるスウェーデン。
まだ日本だとセミが鳴いて、ひまわり咲いて、アイス食べて、なのにー
と思いつつ通いなれた園までの道を久しぶりに運転していると、
あれ?
日当たりのいいところに立つ白樺の葉の先のほう、まるでスプレーで
さっ、と軽く吹いたように黄色くなっています。
見間違いかな?と思ったけど。
そうか。もう・・・黄葉が始まったんだ・・・
明け方の気温も、急に一ケタ台になって、夏の大好きなスウェーデン人でも
「しょうがない、学校行くかあー」ってあきらめられそう。

朝の庭は露でいっぱい。

こんな端のほうだけくるっと縁取るように露がついてる葉っぱ、初めて見ました^^
今日は、夏の間のあれやこれやの写真をまとめてアップしますね^^
ヨーテボリ郊外のfolkhögskolaでテキスタイルを学ぶことになったSちゃんが
学校へ向かう前にダーラナに遊びに来てくれました。
そのときに「せっかくだから、ダーラナのテキスタイルを・・!」と思って
一緒に行ったのが、
Bergåという毛紡績工場のあった隣町で、工場の最盛期に流行していて
今またリバイバルブームというRyaというマットの展示会。

Rya織りというのは、パイル状に織った毛先をこうやってカットして
残してフサフサにした織物。マットにされたり、壁にかけたり。

残しながら糸を刺していく、という感じ。
スウェーデンではこれが60-70年代に爆発的に流行って、このBergå
という紡績所は、Hemslöjd協会ご指名の紡績所だったんです。
でも手工芸の減退とともに閉鎖して、今は社名だけが残って別の所で糸を作っています。

おおおー、確かにその年代っぽい!
レトロだあー

会場の出口近くに、この織りの体験コーナーがありました。
もちろん、挑戦♪ 実は、Rya、初めてなのです^^

「ループを残しつつ縫うだけでしょーー」なーんて軽く思ってたのに、
「え?どの目に針を入れるの?」「どっちに糸を抜くの?」
説明を読んでも(図解まであったのに)、しばらくアワワ状態。
いや、なめてたら駄目ですねぇー
なにごとも実践、です!
お次はダーラナのハイライト、Carl Larsson Gården(カール・ラーション邸)。
今年は、カールの奥さんカーリン(彼女もアーティスト)の生誕150周年だというので
特別展なども行われていて、ちょっと期待してたのですが。
(でも、この企画展を仕切ってるテキスタイルアーティスト、私の趣味と違う
タイプの人なので、期待してるという半面ちょっと期待してなかったんですよねー^^)

こういうクラフトっぽい「今だけ限定」のアートがあちこちにあってかわいい♪
本体のカール・ラーション邸を見たあと、別の場所にある特別展のほうへ
行くと・・

で、でっかいカーリンが立ってる!
というより、これはカールの描いたオリジナルの絵を知らないと、わからないのですが、カーリンが水辺で頬に手を少し当てて思いにふけっている絵のシーンのパロディなのです。
ちょっとウケました^^

これまたパロディ。
昔あった「冬にスカートの中を暖めるための道具(いわゆる懐炉)」というのを家のほうではカーリンのユーモアあふれるアイディアでこの道具をランプシェードに使われているのですが、ここではビッグカーリンのスカートの下にいれて本来の使い方にしてカーリンを暖めてあげています。
でも、ここのはストーブ大なんですけど!
このスカートの内部にも、キッチンクロスやレースのドイリーなんかを
コラージュして、見せてありました。
これらは展示会場外で、誰でも見られます。(あ、9月30日までですけど)
展示会そのものは、ある建物の中だったのですが、入り口に立てられた
ボディに着せられた洋服が、「これってコムデギャルソン?」っていうくらい
アバンギャルドで、モードっぽいというか、とがった感じのものだったので、
カーリンの手工芸を踏襲した伝統工芸の新しいアレンジなんかを期待していた
私は「ほらね、期待はずれたでしょ」って、くるっと引き返したので
見ておりませんーーーーー
ある日、夏の思い出のひとつが家に届きました。
それは・・・
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